「言いたいことはあるのに、英語が出てこない」そんな経験はありませんか?
実はこの状態、多くの方に共通している悩みです。
ついこの間勉強したフレーズでも、いざ会話となると出てこなかったり、
シンプルな内容でも文にするのに時間がかかってしまったり。
そこでおすすめしたいのが、一人でも取り組めるライティング(書くこと)です。
ただし、書くことがゴールではありません。
書いたものを、声に出す、使う——
そこまでをワンセットにすることで、「話せる」につながっていきます。
■ どうして"書くこと"が会話力につながるのでしょうか?
会話のレッスンでは、限られた時間の中で答える必要があります。
そのため、つい「今自分が言える表現」の中から言葉を選びがちです。
もちろん、それも会話練習として大切なことですが、その場合、本当に言いたいことではなく「言える範囲のこと」に落ち着いてしまうことがあります。
一方、ライティングには考える時間があります。
・本当は何を伝えたいのか
・それを英語ではどのように表現できるのか
・もっと自然な言い方はないか
少し時間を使って考えることで、自分の言いたいことを英語にする力を伸ばすことができます。
■ ライティングのメリットとは
① 言語化する力が身につく
考えていることを文章にすることで、まずは自分が何を伝えたいのかが整理されます。
会話では、英語力だけでなく自分の考えをまとめて伝える力も重要です。
② 表現の幅が広がる
書く時は、知らない表現を調べたり、より自然な言い方を探したりすることができます。
その少しずつの積み重ねによって、表現のバリエーションが増えていきます。
③ 記憶に残りやすい
自分自身について書いた文章や、自分が伝えたいと思った表現は、ただ覚えるよりも印象に残りやすくなります。
④ 自分の弱点が見える
書くことで、文法の間違いや表現の不足など、自分が苦手な部分に気づくことができます。
シンプルなことでも意外と言えないな、という発見があるかもしれません。
⑤ 学習の記録が残る
書いた文章は、自分だけの復習教材になります。
後から見返すことで、以前より表現できることが増えていることにも気づけます。
などなど。
■ おすすめのやり方
あまり大作を書こう!と思わずに、まずは短い文章から始めてみましょう。
① 1日3〜5文でOK
テーマは自由です。
例:
・今日したことや週末の予定
・最近あった出来事や感じたこと
・EBのTalkのレッスンのトピックを使う
長い文章を書く必要はありません。
「毎日書かなければ」と気負う必要もありません。
無理のないペースで、続けられる形が一番です。
② 調べながら書く
辞書や翻訳ツールを使いながらで問題ありません。
「この表現で合っているかな?」「もっと自然な言い方はあるかな?」と考えること自体が学習になります。
③ 声に出して読む
書いた文章は、必ず声に出して読んでみましょう。
早口で読み飛ばすのではなく、実際に誰かに話しているようなイメージで音読することがポイントです。
④ 書いたら、そこで終わりにしない
書いた文章や表現は、できるだけ会話の中で使っていきましょう。
実際に話してみることで、一人で完結していたライティングが、コミュニケーションに変わります。
書く時間でじっくり考えた内容だからこそ、実際に話してみると、いつもより言葉がスムーズに出てくることに気づくはずです。
■ レッスンの予習・復習にも
ライティングは、普段のレッスンの効果を高めるためにも活用できます。
例えばTalkのレッスンであれば、予習・復習としてトピックや質問をチェックし、「この質問なら自分は何を話したいかな?」と少し考えて、簡単に書き出してみるのがおすすめです。
でも、あくまでもTalkのレッスンはスピーチではなく会話です。
相手がいることを想定して、会話の準備をしてみるのが大事です。
事前に自分の考えを整理しておくことで、レッスン中に言葉が出やすくなり、より深い会話につながります。
また、文法や表現のレッスンでも、習った表現を使って自分自身のことを書いてみると効果的です。
■ 続けるコツ
・正確さにとらわれすぎず、完璧を目指さない
・短くても、無理のないペースで続ける
・自分のことや、興味のあるテーマで書く
・書いたら、声に出す。できるだけ誰かに話してみる
・誰かと話すことを想定して書く
大切なのは、正しい英文を最初から作ることではなく、自分の考えを英語で表現し、それを使ってみることです。
■ 最後に
ライティングは、一人でもできる効果的なアウトプット練習です。
ですが、書いた英語は口に出して、会話の中で使って、話す力になります。
書いたものを、レッスンの中でも、休み時間に講師と話すときでも、
ぜひ次の会話のきっかけにしてみてください。
もちろん「これで合っているのかな?」と疑問に思うところがあれば、
講師に気軽に質問してくださいね!