2022-09-09
トップガン マーベリック
久々のブログ!
今日は夏の間に一大ブームを巻き起こしたトップガンマーベリックについて書いてみたい。
映画が始まるやいなや、しょっぱなから前作とほぼ同じオープニングシーン!
もちろんBGMはケニー・ロギンスの「Danger Zone」♪
当時ディスコ(古いなぁ)でもこの曲がかかるとダンスフロアーがいっぱいになったものだ。
レイバンのサングラスをかけ、往年のレザージャケットG1に袖を通し、KAWASAKIのバイクで疾走するトム様は、現役感バリバリで昭和世代の僕らにはもうハッとしてグッときてしまう。
このシーンだけでも一気にテンション爆上がりで、若かりし大学生時代の自分にタイムスリップしてしまった(僕にもそんな時代があったのだ!)
実は前作でも、役者達はひっしこいてF-14戦闘機に搭乗し、撮影に臨んだのだが、残念ながらトムの映像しか使われなかったらしい。
それと言うのもみんな気絶したりゲロ吐いたりで、使いものにならなかったと言うのだ。
僕だったら飛び上がった瞬間に失禁して気を失ってしまいそう笑
前作の苦い経験を教訓に、トム様は今回、戦闘機に乗る前に出演者のための3カ月トレーニングプログラムを組んだ。
F-18に乗るには、重度の重力に耐えうる肉体的なトレーニングだけでなく、射出座席や水上射出など、多くの訓練を受けなければならない。
また、極限までリアルを追求した飛行シーンを実現するために、海軍と協力しながら、機体の中にカメラを設置する方法を編みだすまでになんと15カ月もかかったそうだ!
地上に戻るまではどんな映像が撮れたのかさえわからないのだから大変だ!
カメラを回すのも自分なら、カメラを止めるのも自分、そんな映画作りが今までにあっただろうか。
監督によると、1日に12~14時間の撮影を行っても、いい映像として得られるのは30秒ほどしかなかったという。
何カ月もの空中での撮影で、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作を全部合わせたくらいの映像を撮影したというから驚きだ。
CGが溢れる映画業界で、どこまでもリアルな映像にこだわったトム様と監督、そしてそのスタッフ達。
映画を見終わった時、称賛の拍手を送りたい気持ちでいっぱいであった。